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ヤマトタケルの旅日記FFXI

ヤマトタケルの旅日記FFXI

1。誕生・出会い・迷いそして、別れ<1>

Chapter1。誕生・出会い・迷い・・・そして、別れ(1)

一応、FFの話しから、書き殴ろうかなぁと思う。

ヴァナディールというバーチャルの世界に私が降り立ったのは、実は正確に記憶していない。たぶん、ちょうど1年前ぐらいだと思う。「ジラートの幻影」が発売されて、ちょっと間があったように記憶している。

もともとRPGが好きだった。

お定まりのようにファミコン(もう死語かな?)で、「ドラゴンクエスト」に出会い、完全にはまった。それまでは、「スーパーマリオブラザース」にはまっていまた。大の大人が、夜中まで、TVとにらめっこしていた。仕事そっちのけという感じだ。
そして、ドラゴンクエストの合間を縫って、「ファイナルファンタジー」に出会い、そのストーリー性にのめり込んだ。

その後も、いろいろなRPGやシュミレーションゲームをやった。

シリーズで追いかけたものもいくつもある。
そうこうしているうちに、「飽き」た。しばらく、ゲームをやめていた。それでも「FF10」は、ほんとうに感動した。「FF10-2」で、ちょっと幻滅した。

なんのきっかけで、「FF11」をやろうと思ったのか・・・。

正直記憶がない。
前からオンラインゲームのFFがあるというのは知っていた。回線の常時接続が高いことが、最大の理由で、やろうとも思っていなかった。
そうだ。ちょうど私の住むマンションの理事会で、FTTH(ファイバートゥザホーム)を入れるかどうか、議題にのせるという回覧が回ってきた。希望者は入れようということになって、デモンストレーションがあって、5,000円以下で光ファイバーが引けるということを知った。

そうか。今思えば、これがきっかけか。

最初、PCでやろうと思ったが、どうやらPCのレベルが低すぎることがわかり、PS2でやることにした。どうも、チャットみたいになりそうだということで、コントローラーとキーボードが合体したやつを購入。はじめてみたときは、実は、笑ってしまった。「そこまでやるか。」って感じがしたので。

インストールなど諸々の準備が終わり、ログイン。

種族やジョブは、正直、よくわからない。ゲームをやるには、かなり高齢なので、それを暗に表現するため「ひげ」面のヒュム♂に。キャラの名前は、家族の名前から関連付けて、Takel(タケル)とした。ジョブは、ケアルが使えた方が死ににくいだろうと思い赤魔道士に。国は、バストゥーク。

また会う日まで! こうして、ヴァナディールに一人のPCが、誕生した。

かなりワクワクして、バスの町を歩き回った。一番心配だったキャラの動作も、問題なく動かせた。バイオハザードのような動かし方だったら、無理だと思っていたから。FF特有なリアルに近く美しい画像。大人向けではあった。

とは言え、何をやればいいのか、わからない。

どうも外でモンスを倒してレベル上げするのは、RPGと同じようだ。ポーションがないと赤魔とは言え危ないから、まずはポーション買ってレベルとお金を貯めようと思い「道具屋」へ。

目が飛び出るようなポーションの値段にビックリ。

どうやら、いままでのスタイルとは違うようだ。ともかく町の外へ出て、レベル上げ。その過程で金は貯まるのだろう。ミミズやら蜂を叩く。レベルが上がる。レベル1や2で、なんとクリスタルが手に入る。クリスタルをそんなに安売りしていいのかいな。でも、ギルは、まったく手に入らない。調子にのって連続でモンスを叩くとHPが赤くなってしまう。やばい。

突然、白い光が降って、HPが全快する。

ん?どうなってるんだ?このゲームは、勝手に回復する仕様なのか?ふと見ると近くを走り去っていくキャラがいる。ん~。同じようなことが、また起きる。今度は、「がんばって~^^」と白い文字が浮き出る。

そうか。通りすがりの人が、ケアルを掛けてくれたのか。

そういえば、FF11の特徴説明にそんなことが書いてあったな。今までのゲームでは、まったく考えられないことだ。正直、驚くとともに、感動してしまった。町に帰って、改めて、周りを見渡せば、たくさんのキャラ。

いや。キャラではなく、それは、人だ。

こんなに多くの人が、目の前にいる。カルチャーショックと言っていい。赤字や白地の文字が、窓を流れていく。みな、何か楽しそうに会話をしている。叫んでもいる。時々英語が混じる。外人さんもいるのか。英語わからんぞ。話しかけられたら、シカトするしかないか・・・。

クエストとミッションというものがあることを知った。

これらをクリアしていけば、RPGのストーリーが進むのだろう。雑誌レベルの攻略本も購入し、クエストやミッションを調べてやり始める。そのうちのひとつで、「終わらぬ戦い」と言うミッションがあった。ランク3のミッションだ。「パルブロ鉱山」クダフの人形を集めるらしい。

パルプロ鉱山の場所がわからなかった。

エリアの地図を見てもわからない。攻略本を買わないとダメか~。と、思いつつ、商業区の出口でつったっていた。ふとみると、ヒュム♂がいる。その頃は、装備で高レベルかどうかなどは、まったくわからなかった。たぶん、そんなにめちゃくちゃ高レベルではなかったはず。そのヒュムもNPCに話しかけているようで、動こうとしない。せっかくオンラインゲームなんだから、声をかけてみるかなぁ。冷たくされたら、へこむなぁ~。でも、ちょっとダメモトで・・・。

「あの、すみません。」

「パルブロ鉱山ってどこにあるんですか?」たしか、こんな聞き方をしたと思う。「パルブロ鉱山?ミッション?」「ええ。場所がわからなくて。」「遠いよ。クゥダフの人形集めでしょ?」「はい。」「競売でも売ってるよ。」「えぇ~!売ってるんですか~?」「うん。^^高いけどね~w」

リダ・Rとの出会いは、こんな始まりだった。

リダ・R

~つづく~


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